子供が成長し、第二次成長を迎えるころから増え始めるのがワキガ。子供の頃は、気づかなかったような臭いが小学校高学年や中学生・高校生くらいになると目立ち始める子もいるようです。
耳垢がねっとりとした黄色い湿っぽいアカだと、ワキガになることが多いそう。ワキガなのかどうなのかを確かめる一つのポイントにしたいですね。
気になる場合には、専門医の受診が一番ですが、ここでは子供のわきがが気になる方に、病院に行く前に知っておきたいワキガについてまとめていきます。
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子供のわきが対策|すぐにでも臭いを減らすには?
子供のワキガのにおいが気になった時、すぐにでも臭いを減らしたいものですよね。お料理の煮崩れを防いだり、漬物の色止めにも利用されるみょうばんを用いて臭い対策が出来るんです。
みょうばん水スプレー
子供のわきが対策として、今すぐにでもできる対策が、ミョウバン水。ミョウバン水は、お肌の弱いアトピーの子供にも使えると言われています。
みょうばん水をスプレー式のボトルに入れて使うことで、普段からワキガケアすることが出来ます。みょうばんは、通販や薬局などで手に入れることが可能。
なぜ、みょうばんには消臭効果があるの?
そもそも、みょうばんは酸性で出来ています。逆にワキガの臭いの元となる汗はアルカリ性。なので、酸性であるみょうばんが、アルカリ性の汗を中和してくれるのです。
みょうばんの活用については、ワキガの臭いを消したい!服の黄ばみをみょうばんで洗濯する方法とは?で詳しく解説しています。お洗濯の際に使用したり、お風呂の入浴剤として使用することで、汗の匂いを抑える効果を発揮します。
消臭スプレーやデオドラント商品で臭い対策
ミョウバン水の他にも、消臭スプレーやデオドラント商品を使用することで、匂い対策をすることが出来ます。中学生くらいになると、制汗スプレーは持ち歩いていて、女の子でもあまり恥ずかしさを持たずに使用できるようです。
デオドラント商品には、朝塗って夜まで持続するなんて効果の高い商品もあったりするので、お肌や体質に合った物を見つけるとよいですね。
海外製のデオドラント商品は、臭いの強い欧米人を対象に作られているので、効果が高いと言われています。そんな効果の高いデオドラント商品については、女性のわきが対策|脇の臭いや汗を抑えるならデトランスαがおすすめな4つの理由で解説しています。海外から取り寄せているデオドラントを使用してみたい方にはおすすめです。
汗脇パッドで汗を吸い取る
そして衣類の汗対策として、汗脇パッドを衣類に貼るのも効果的です。汗を吸収し、脇の汗染みも防ぐことが出来ます。
ワキガの汗は黄色っぽく色が付いているので、普通のお洗濯では汗ジミが落ちにくいこともあるでしょう。そんな時には、汗脇パッドを洋服の脇部分に貼ることで汗を吸い取ってくれます。
ワキガは、なぜ臭いの?仕組みや原因・理由は?
ワキガの臭い原因や仕組みは?
ワキガは、腋臭症(えきしゅうしょう)とも呼ばれています。汗の出る汗腺のうち、アポクリン汗腺から出る汗が臭いの原因となります。
ワキガは、アポクリン腺から出る汗が原因で臭いを発生させます。人間が汗を出す汗腺には、臭いのほとんどない『エクリン腺』と、ワキガの原因となる『アポクリン腺』があります。
いわゆる汗臭いという臭いは、エクリン腺によるもの。これは、学校の運動部の部室などではおなじみの匂いではないでしょうか。
そんな汗臭い匂いとは違って、ネギや酢、納豆の臭いにもたとえられるのがワキガの臭いです。ワキガは、食生活などが原因とも思われがちですが、それだけではなく、両親からの遺伝によるものだそう。
両親がワキガの場合には、子供にもワキガが遺伝する確率が高いようです。
日本人の約10人に2人はワキガの体質とも言われていて、欧米人の10人に8人がワキガという割合からすると、とても低くなっています。
ほとんどの人がワキガでない日本の中では病気とされていて、保険適用で手術をすることも出来ます。完全にワキガの臭いを無くすには、手術によるアポクリン汗腺の除去が必要。
でも、デオドラント商品や消臭スプレーなどを上手く利用して、ワキガと付き合っている人も多いようです。服につく汗染みには、汗脇パッドなどを利用すると、汗染みを減らすことが出来ます。
もし既に脇の黄色い汗ジミが気になる場合には、ワキガの臭いを消したい!服の黄ばみをみょうばんで洗濯する方法とは?の記事で、みょうばん水を使って衣類の汗ジミを落とす方法を解説しています。
ワキガの汗ジミは、みょうばん水を洗濯のすすぎの時に入れることで落とすことが出来ます。

子供のわきが手術が出来る年齢や料金は?
小さい子供だったころは汗のにおいなんて気にならなかったのに、部活や運動のユニフォームを洗濯した時に、『あれっ!なんか臭う!』と気づいたお母さんも多いのではないでしょうか。
これから思春期を迎え、色々な人との出会いの中で、ワキガのにおいが気になって精神的に暗い気持ちになってしまうこともあるようです。
そんな未来のことを考えると親としては居ても立っても居られないですよね。そんな時、手術などでしっかりと治すことはできないものでしょうか。
クリニックでするワキガの治療としては、主にこのようなものがあります。
- ミラドライ…施術時間が短く、傷跡が残らないので、患者に負担の無い方法
- クワドラカット法…施術が短く、再発が無く、傷跡が小さい方法
- ボトックス…たんぱく質の一種を注射することで6カ月から1年ほど効果を発揮する方法
- 皮べん法…治療痕5㎝以上。クリニックのスキルが必要で、患者に負担の多い方法。
- 超音波法…皮膚を数cm切り、アポクリン汗腺を含む皮下組織を熱で破壊する方法
- ビューホット…皮膚に光を当てることで施術時間が短く、皮膚を切ることなく施術する方法
子供にとっては、出来るだけ傷跡が少なく、効果のある方法がいいですよね。小学生(高学年)から治療できる方法を見ていきましょう。
小学生(高学年)におすすめは、ビューホット
ワキガの臭いが気になり始めるのが、第二次成長のころ。背が伸び始めて、体もふくよかになり始めることではないでしょうか。心と体の成長がまだまだアンバランスなこの時期に、臭いが気になることを子供に告げるのはかわいそうな気もしますね。
ですが小学校高学年からでもできる治療についてまとめていきますね。
ビューホットの特徴は?
小学生の高学年くらいからワキガを治療できる方法がビューホットと言う方法。あるクリニックでは、8歳から10歳の子供や10代の子供でも治療しているという例もあります。
ビューホットは、脇などの治療したい部分に直接熱をあてることで、アポクリン汗腺を破壊します。1回の治療で95%以上の人に効果があると言われています。
また、ビューホットは脇だけでなく他の部分にも照射することが出来るのが特徴です。
ビューホットの料金は?
あるクリニックでは、両脇一回の施術で30万円ほどとなっています。その他の部分は、10万円から35万円ほどの料金となっています。
中学生や高校生におすすめは、ミラドライ
中学生や高校生にまで成長すると、ワキガ治療の幅も広がります。ミラドライは、電磁波(マイクロウェーブ)を脇の皮膚に充てることで、汗を出す腺や皮脂線を破壊する方法です。
電子レンジなどでの電磁波であるマイクロ波を、皮膚の下2mm~3mmのアポクリン汗腺等の汗腺や皮脂の腺に熱を加えることで、汗腺等にダメージを加えます。
半永久的に効果があるとされているので、一回の施術で長期的に効果があるとされています。皮膚を切ることが無いので、患者自身にも負担の少ない方法と言えるでしょう。
ミラドライは脱毛目的で行うわけではないのですが、熱を照射する部分には毛根もあり、脱毛のようにムダ毛が薄くするなることもあるようです。
ミラドライの料金は?
多くのクリニックで行われているミラドライの一般的な治療料金は、32万円ほど。一生ワキガのにおいの悩みから解消されるとしたら、安いものかもしれません。
まとめ
『子供のわきが対策|なぜ臭いの?ワキガの仕組みや原因・理由は何?』としてまとめてきました。子供の頃は、汗腺の成長も進んでおらず、全くワキガだと気づかぬままに成長していく子供さんもいらっしゃることでしょう。
成長の早い子供さんであれば、小学校高学年くらいからワキガの臭いが気になり始めるかもしれません。小学校の部活でも消臭スプレーを持参していくこともあるようです。
思春期真っただ中の中学生や高校生になるころに、臭いが気になり過ぎて、ネガティブな気持ちになって悩み始める子も多いようです。正しい知識と対策で、病気というより体質であるワキガと付き合っていきたいものです。
時には、一生分の投資と思って、クリニックでの施術も考えてあげるのもいいでしょう。